komorebipetclinic’s diary

スタッフが日々感じたことをお伝えしていきます

☀️夏のキッズ獣医師体験☀️

先日、キッズ獣医師体験を実施したのでご報告します😊

 

まずは獣医さんのお仕事について説明です👨🏻‍⚕️🧑🏻‍⚕️

獣医さんってどんなお仕事なんでしょうか?

みなさんとっても一生懸命聞いてくれました✨

 

当院のアイドルスタッフ、アポロくんの登場です😊

実際に体験をしていただきます🎵

 

まずは聴診器で心臓の音を聞いてみました😊

人間とわんちゃん、どう違うでしょうか?

 

続いて、わんちゃんの体温を計ってみました😆

さて、わんちゃんってどこで体温を計るんでしょう?

脇?口?それとも・・・

 

正解はおしりです!

体験に来てくれたみなさん、全員正解でした😳👏

 

お口の中も見てみました🦷

なんとわんちゃんの歯は42本も生えています✨

人間の歯と違って尖っていますね!


わんちゃんの採血をする場所を見ています👀

 

高校生の体験の方には実際に模型を使って採血をしてもらいました💉

 

耳の中を見ることができるカメラ、オトスコープです!

どんなふうに見えるの使ってみました💡


こちらは顕微鏡です🔬

ミミヒゼンダニというわんちゃんの耳の中にいる

ダニを見てもらいました!

 

レントゲン室も見てもらいました🩻

わんちゃんのぬいぐるみの中に入っているものを

レントゲン写真を見て当ててもらいました✨

 

最後の体験です!エコーを使ってゼリーの中のフルーツが何か

当てるクイズです🥄

 

 

最後に先生たちに質問コーナーを設けました😊

みなさん積極的に質問をしてくれました✨


未来の獣医師さんたち、とっても白衣が似合っていましたね😍

 

暑い中ご来院いただきありがとうございました☺️

 

暑さ対策、水分補給に☀️

7月を前にかなり暑さが厳しくなっています💦💦

人も動物も熱中症の症状が報告されています。

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、夏本番の時期よりも、この時期の暑くなり始めた時期熱中症リスクとして高いと報告されています。

 

夏本番で暑さに慣れてきている時期よりも、暑くなり始めの時期はまだ体が慣れておらず、体温の調整がうまくいきません。

 

それに伴い、暑さにより体内の水分や電解質分の調節にトラブルが起こり、熱中症に陥ってしまいます。

また動物ではヒトのように早期に熱中症の症状が捉えにくいのも熱中症になりやすいリスク要因の1つにもなります。

 

動物では気づいたときには重症化していることが多く、致死率が50%とも言われております。

 

そのため、この時期はいつもよりも少し水分量に配慮してあげる必要があります。

けれど、なかなかお水を飲ませるのって大変ですよね💦💦

 

そんなときにおすすめなのが

K9 ナチュラル ラムグリーントライプ

 

すでにご存じの方も多いかもしれませんが、食いつき抜群のフリーズドライの栄養補助食です。

これを利用したトライプ水

酵素などが含まれているため、お腹にも優しく手軽にできるのでおすすめです🤗

普段お水をあまり飲まない子、この時期の暑さが心配な子は、院内でも簡単にお買い求めできますので、是非試してみてください✨

 

トライプ水の作り方

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そしてなかなかお水を飲まないネコちゃんには…🐈

ピュリナ ハイドラケア

 

おしっこトラブルで飲水量が必要とされているネコちゃんや腎臓病によって脱水のあるネコちゃんに対してオススメしているネコちゃん用の経口補水サプリメントです。

 

なかなかお水を飲んでくれないネコちゃんですが、これならよく飲んでくれる子も多いです。実際に入院中の子にも使うことがあるのですが、なかなか緊張した環境でお水を飲まない子も、これならよく飲んでくれる子も多いです😆

 

エアコンをつけても風が気になるのかフラッと部屋を出ていってしまうネコちゃんも多いと思いますが😹

少しでも水分をとってくれていると安心ですよね🤗

 

まだまだ暑くなってくるとは思いますが、

人も動物もしっかり水分をとって、暑い夏を乗りきりましょう!

 

スタッフのねこちゃんの健康診断をしました

こんにちは!

 

今日はスタッフの家の猫の健康診断をしました😆

本日検査してもらうのはサビ猫のまめです🐱

 

まめ:まめです!よろしくお願いします!

 

先生:まめちゃんがんばってね!ふむふむ…

まめ:ドキドキ👀

 

先生:はい!終わりです!まめちゃんお利口さんにできたね✨

 

まめ:先生ありがとうございました!🐾

 

エコーの他にも血液検査や胸の音を聞いてもらったりしました💓

優しい先生方のおかげで落ち着いて検査することができました😊

 

わんちゃんねこちゃんの健康診断、みなさんもぜひいらしてみてください😆

優しい先生と動物看護師が待ってます😊

ビルジャック&K9フードセミナー

こんにちは!スタッフの釜田優です😊

 

今回は、先日受講したフードセミナーをご紹介します。

 

⭐️ビルジャック

ビルジャックは動物病院専用のフードを作っているメーカーさんです。

当院にかかられているワンちゃんで食べている子も多い人気商品です!

 

 

こんな感じのフードです。ちょっとポソポソしてそうで変わった見た目ですが、この見た目には理由があります。

 

☆ビルジャックフードの特徴

・低温真空製法でアミノ酸等の大事な栄養素を壊さない

・仕上げの工程で油の吹き付けをしていないので余分な脂質を取らずにすむ(よってこの見た目なのです!)

・新鮮な鶏肉を使っているので安全&美味しい!

・タンパク質が多く、ワンちゃんが消化が苦手な炭水化物は単一のもの(とうもろこし)に絞っているので消化が良い

 

このようなワンちゃんにオススメです。

選り好みをする、あまりフードを食べてくれない

→嗜好性が高いので食べてくれる子が多いです

涙やけが気になる子

→余分な油を使わず良質は脂質のみが含まれるので、マイボーム腺機能不全による涙やけは改善が期待できます

吐き気、下痢が多い

→消化が良いので胃腸の負担が少ないフードです

肥満気味

→タンパク質が豊富なので体重を減量したいときにも使えます。

 

油の吹き付けをしていないため、水につけるとすぐドロドロになります。この特徴を利用して病気の治療中の子やシニアでフードが食べづらくなった子に、注射器に入れてお口に給餌してあげることもできます。

 

種類もパピーちゃん用からシニア用まで、他に小型犬さん用に嗜好性がアップしているものや脂質が抑えられている製品などラインナップも豊富です。

 

気になる方はサンプルをお渡ししてワンちゃんにお味見していただくこともできますので、スタッフまでお声がけください。

 

 

⭐️K9&Feline ナチュラ

ニュージーランド産の生食フリーズドライのペットフードです。

こちらもポソポソの形状のフードで、3倍量の水でふやかして与えます。指で潰すと簡単に崩れるのでふりかけにすることもできます。

 

☆特徴

・人間食用の生肉を使用しているため、安全で品質が高い

・生のお肉をそのままフリーズドライしているため栄養価が高い

・そしてなんといっても嗜好性が高い!ドッグフードは90%以上、キャットフードでは99%以上が肉類とたっぷりお肉を使用

・犬、猫の肉食動物という本来の食性に近づけるため、穀類・イモ類・豆類は不使用

 

ニュージランドは農業先進国で政府による管理基準がかなり厳格、BSEなどの疫病を一度も出したことがないそうです。そんな国で生産しているため生食のフリーズドライフードが作れるそうです。なるほど〜ですね!

 

このようなワンちゃん&ネコちゃんにオススメです。

選り好みが強く、食べてくれるフードがない

→嗜好性はピカイチです!

肥満気味

→肉類をたっぷり使用、タンパク質が豊富なため、脂肪が落ち筋肉がつきます

あまり量を食べてくれない

→給餌量が少量ですむので、少ない量でもしっかり栄養が取れます。

あまり水を飲んでくれない

→3倍量の水でふやかして与えるので水分を一緒に取れます。また泌尿器系の疾患などがありたくさんお水を飲んで欲しい子や暑い時期の熱中症予防にもオススメです

 

中でもオススメ商品はこれ!

 

 

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ラム・グリーントライプです。

これは何かというとラムの胃袋をフリーズドライしたものです。

(総合栄養食ではなく栄養補助食なのでおやつの部類には入ります)

すごい匂いがします(とても臭いです 笑)

しかし、その匂いがワンちゃんやネコちゃんにはたまらないらしく、

嗜好性抜群です!!

院内でのおやつとして来院された子たちに出したりするのですが、とても食いつきが良いです。

この嗜好性を利用して現在食べているフードや療法食にふりかけとしてかけてフードを食べてもらったり、飲み水に少しふりかけて飲水を促すこともできます。

 

正直お値段もプレミアムです…が、それだけの価値があるフードです!

栄養の消化・吸収がよく給餌量が少なくてすむので、体重によってはそこまでお値段が張らない場合もあるかと思います。

 

小分けのお試しパックもありますので、気になる方は小さいものでまず試してみてください!

(小分けパック、栄養補助食は5/1〜5/14のおやつキャンペーンの対象商品です)

 

真面目に勉強中…!!笑

 

気になる商品やどれを選べば良いかわからない…というときはお気軽にスタッフまでご相談ください。ご説明させていただきます✨

 

人も動物も食べる物で体は作られる、良質でその子にあったフードを選んであげたいですね〜!

 

ではまた!

 

アポロバースデイ🎂

こんにちは😊スタッフの釜田優です!

 

今日は看板犬?アポロくんのお誕生日です(すっかり忘れてました…)今年で3歳になりました💕

 

優しいスタッフがケーキとプレゼントを買ってきてくれました!

 

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嬉しそうな院長…いや、院長へのプレゼントではないんですけど…笑

 

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美味しそう…よだれが…🤤🤤

(よく見ると床によだれがたれていますね😂)

 

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おいしすぎる!あげないよ…こっち来ないで!!

(と、言ってそうですね 笑)

よかったね〜💕

 

まだまだ3歳!元気で長生きしてほしいですね😊

 

それではまた!

 

 

 

 

ネコちゃんのおしっこに関して

寒い日が続きますね❄︎

この季節は、飲水量などが減り、特にネコちゃんにおける膀胱炎などの泌尿器トラブルが増える時期でもあります😰

 

そんなネコちゃんたちに朗報です✨

 

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この度ロイヤルカナンさんから

尿中ヘモグロビンチェッカーという商品が発売されました。

簡単にいうと...ネコちゃんの血尿を発見してくれる顆粒です✨

 

ネコちゃんのおトイレに混ぜるだけで簡単に血尿を発見することができます。

 

こんなネコちゃんにオススメ😸

・多頭飼い

・トイレに行く回数が多い

・最近トイレする場所が変わった

・以前膀胱炎になったことがある

・尿石用のフードを食べている

 

なんとなく気になるけど、おしっこも取るのが大変だし、

病院に行くのもちょっと大変...

そんな時に、お家で簡単に血尿チェック🐈

 

どれぐらいの検出率なのかなと

少し院内で試してみました。

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片方は普通の水道水、もう片方は水道水に血液を1滴垂らしたもの

見た目は全くわからないぐらいですが、

 

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ヘモグロビンチェッカーを入れて1分後ぐらいには色が変わってきました👀

・上が血液で染まったヘモグロビンチェッカー
・下が普通の水道水に入ったヘモグロビンチェッカー

 

 

時間が経過するともう少しはっきりわかってきました!

 

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これだけ少量の血液でもみられるようなら、目に見えづらい血尿でもしっかり検出できますね✨

 

ちょっとオシッコがきになる子や、膀胱炎や尿石症治療中の子のお家での経過観察にも使えるかと思います。

気になる方や使ってみたい方などはぜひぜひご相談ください☺️

 

 

猫ちゃんの心臓病、動脈血栓塞栓症について

院長の釜田肇です。

 

たまには動物病院の院長らしく病気のお話をしようかと思います。

 

今回のテーマは猫ちゃんの心臓病に関してです。

 

一般的に心臓病と聞くと高齢の子が罹患する病気に感じるかもしれませんが...

 

実は、猫ちゃんの心臓病はどんな年齢の子もかかる病気なのです。

先天的な心臓病もありますが、猫ちゃんの心臓病はほとんどが心筋症と呼ばれる心臓病です。

 

遺伝的な素因も関わることが知られていますが、

どんな猫種、どんな年齢でもかかる可能性がある病気です。

 

また最近では、お家で暮らしている猫ちゃんの15%は心筋症にかかっているリスクがあるとも報告されています。

(The Feline Cardiomyopathies: 2. Hypertrophic cardiomyopathy)

 
しかし、心臓病に罹患していても初期〜中期の病態ではほとんど症状が出ず、
末期になってから命に関わる症状が出ることがほとんどでした。
最近では症状が出る前の状態の子も心臓のエコー検査や
バイオマーカーという血液検査により早期に発見できるようになり、早期の治療介入や、より細かい経過観察もできるようになってきました。
バイオマーカーに関して、健診などの血液検査を考えている子は追加で測れる項目ですので、一度計測してみてもよろしいかもしれません。
 
心筋症の主な症状としては、
胸水の貯留および肺水腫からの症状である呼吸が荒い
血栓症からの、急に足が動かなくなる、びっこする、触るとものすごく嫌がる
このような症状が見られる場合、心臓病かもしれません。
 
今回はこのような心臓病の症状の一つである、
動脈血栓塞栓症(ATE)についてお話しようと思います。
 
なぜ、心臓病で足が動かなくなるのか?
それは心臓内で血栓が形成され、血流に乗ることにより、
前足や後ろ足につながっている血管に詰まることによって起こります。
 
🎥心臓エコー検査での心臓内での血流の停滞の様子🎥
 
血管への詰まりとともに血流が阻害され、足が動かなくなり壊死してしまう事もあり、
またそれと同時に命に関わる病態である虚血再灌流障害や筋腎代謝症候群を引き起こすことがあります。
 
報告のある平均生存期間は2-6ヶ月程度、入院治療後の生存率は30-40%程度と、海外では安楽死の対象ともなる非常に予後の悪い病気ですが、近年のお薬や技術の進歩により、カテーテルによる血栓除去療法血栓溶解療法長期予後が見込める子も散見されております。
難しい病気であることには変わりありませんが、当院では少しでも楽に普通に暮らせる時間が増えるように治療をご提案いたしますので、もしものことがあればご相談いただければと思います。
 

検査に不安がある、どういう検査なのかわからないなど、

ご不明な点がある場合も気軽にご相談ください😊