komorebipetclinic’s diary

スタッフが日々感じたことをお伝えしていきます

ワンちゃんの外耳炎

ムシムシ暑い日が増えてきましたね…もうすぐ暑い夏がやってきます。

今回は、この時期に多くのワンちゃんが直面する外耳炎についてお話しします。

ご自宅のワンちゃんが耳をかゆがったり、頭を振ったりしている場合、外耳炎の可能性があります。

この記事では、外耳炎の基礎知識から治療法について詳しくご紹介します。また、オトスコープという便利なツールについても触れますので、ぜひ最後までご覧ください😊

 

☆ 犬の外耳炎の基礎知識

外耳炎は、犬の耳の外耳道に炎症が生じる病気です。主な症状としては、耳をかゆがる、頭を振る、耳が臭う、耳アカが増える、などがあります。

原因はさまざまで、アレルギー、寄生虫、細菌やカビの感染、耳に入った異物などが挙げられますが、多くの場合複数の原因が関与しています。外耳炎を放置すると、慢性化して治りにくくなることがありますので、早めの対処が重要です。

 



☆オトスコープの役割

オトスコープは、耳の中を観察するための医療機器です。オトスコープを使うことで、耳の奥までしっかりと確認でき、外耳炎の早期発見や適切な治療が可能になります。使い方は簡単で、耳に優しく挿入し内部を観察します。定期的なチェックにより、外耳炎の予防にも役立ちます。

↓耳道をオトスコープで観察した時の実際の映像がこちら↓

youtu.be

 

☆外耳炎の治療法

外耳炎を発症した場合、早めに獣医師に相談することが大切です。耳の検査を行い、適切な治療法を提案します。点耳薬(耳の中に入れる薬)を使うことが多いですが、自宅でオーナーさんに点耳してもらうタイプの他に、病院で獣医師が点耳すると1週間、もしくは1ヶ月間効果が持続するタイプの薬もありますので、ご家族の負担を減らすこともできます。また、耳の洗浄や、特定の食事療法を推奨する場合もあります。

 

☆自宅でのケアと獣医師のサポート

自宅での耳のケア(掃除や洗浄)が必要かどうかは、ワンちゃんの耳の状態によって異なります。特に綿棒などで耳道の奥を掃除しようとすると、耳垢を奥に押し込み逆効果になることがあります。必ず獣医師にご相談ください。

また外耳炎を繰り返している場合、悪化時の治療だけではなく、落ち着いている時も定期的に点耳薬を使う治療(プロアクティブ療法)や、主な原因であるアレルギーの治療を組み合わせて行うこともあります。繰り返す外耳炎にお困りの場合、一度ご相談ください。

 

 

 

 まとめ

犬の外耳炎は、早期発見と適切なケアで予防や治療が可能です。オトスコープを使った定期的なチェックや、日常的にご自宅で耳の観察をしていただくと早期発見に有効です。ワンちゃんが外耳炎の症状を示した場合は、すぐに動物病院にご相談下さい。

当院オススメのワンちゃん用フード🐶

ワンちゃん、ネコちゃんの健康を維持していく上で、

毎日のご飯はとても重要になってきます!

 

当たり前のことですが、人間と同様に食べたものによって身体が作られます。

質のいいフードをチョイスすることが日々の健康につながるといっても

過言ではありません。

 

ワンちゃん、ネコちゃんを診察させていただく中で、

意外とフードの問題に悩まれていることが多いです。

 

・元気だけど選り好みが激しく、食欲にムラがある。

・食べたものを未消化のまま吐き戻すことが多い

のように直接的なフードの問題や、

 

・定期的に嘔吐下痢などの消化器症状がある。

・涙やけが気になる。

・下痢ではないけど便が緩め

・便の臭いがきつい

など間接的にフードの問題が絡んでいそうなお悩みもよく相談を受けます。

 

ただ、もしかしたらフードの問題なのかも?と思っても、

フードの種類が多く何を選んでいいかわからない...なんてお悩みも多いです。

 

 

そこで今回当院で改めてオススメするワンちゃん用フードがビルジャックです!

 

 

当院の患者様にはオススメしていることが多いですが、

あまり聞き慣れないフードメーカーさんかもしれません。

 

ただビルジャックの歴史は長く、1947年からフードを作っており、

もう80年近くも昔からあるフードメーカーさんです‼️

 

 

そしてビルジャックのご飯のオススメポイントとして

とにかく消化がいい!

そしてよく食べてくれる!

そしてそして、プレミアムフードでありながらお手頃な価格

 

消化に関して💡

普通のフードは製造上の問題で、最後に脂を吹き付けてコーティングすることが多く、

その脂によって消化の問題が出てくることが多いです。

 

ただビルジャックの場合は特殊な製造方法により、脂の吹き付けをすることなく、

とても消化にいいフードになっています。

またこの脂の吹き付けなどが、涙やけにつながることもあり、

実際に涙やけが改善する子も多く見られます👀

 

 

食いつきに関して💡

ビルジャックのフードは鶏肉がメインのフードになっています。

その鶏肉の質がとても良く、自社の養鶏場で育てた新鮮な鶏肉が、

その日のうちにドッグフードに加工されます。

 

そして驚くべきはその原材料の比率で、

2.7kgのフードを作るのに約2.3kgもの鶏肉を使用!

原材料や製法にとてもこだわっているため、食いつきが良く、

他のフードは食べないけど、ビルジャックは喜んで食べてくれる!

とリピートしてくれる子も多いです🐕

 

 

またもう1つビルジャックの大きな特徴として💡

食べているだけで『腸活』ができること!

それもプロバイオティクスとプレバイオティクスを合わせた

『シンバイオティクス』

というハイグレードな腸活ができます。

 

これにより、うんちの問題だけでなく

免疫系の病態の改善や皮膚のトラブルの軽減など

様々な部分でいい変化が出てくる子もいます。

 

喜んで食べてくれて、お腹の調子も整い、

さらに免疫を整えてくれることで病気の改善や予防の期待もできる!

当院がぜひワンちゃんにオススメしたいフードです😊

 

子犬用や去勢、避妊手術後の体重管理用、シニア用などの

ラインナップもあります。

フードだけ当院に購入に来られている飼い主様もいますので、

気になる方はぜひご相談だけでもご来院ください😄

価格等もお気軽にお問い合わせください🐾

 

飼っているワンちゃんにぴったりのフードはこちらから🍙

https://www.biljac.jp/

 

⬇️ビルジャックの注文はこちらから⬇️

フード・薬注文アカウント🍙

https://lin.ee/ziTs5Sz

 

こちらもご覧ください🐾

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lin.ee

おしっこトラブル検診

おしっこが出づらいもしくは出ない…

何度もトイレに行く(頻尿)…

おしっこの色が赤い(血尿)…など

 

おしっこのトラブルは軽度のものから、命に関わるような重症なものまであります。

特に尿道閉塞といって、おしっこを出す尿道が詰まってしまうと急性腎不全を起こして、最悪の場合亡くなってしまう可能性もあります。

早期に発見することで早い段階で治療を始めることができ、痛みや不快感、苦痛やストレスを軽減することが可能です。

 


おしっこトラブル検診は予約不要です!

ご希望の方はスタッフまでお知らせください。

 

 

 

既におしっこトラブルがある子や、尿石症の子はこちらもご覧ください😊

↓↓

komorebipetclinic.hatenablog.com

ネコちゃんの心臓検診

今回はネコちゃんの心臓健診に関してです。

 

 

いきなりですが...

16%

さて何の数字でしょう??

 

実は外見上特に大きな問題はないのにも関わらず、

心臓病と診断されたネコちゃんの割合です。

ネコちゃんの心臓病は肥大型心筋症といって、

心臓の筋肉が肥大してきてしまうタイプの心臓病です。

 

それにしても16%ってちょっと多くないですか?

(100頭中16頭が心臓病...)

 

さらに心臓病と診断されたネコちゃんのうち、

聴診で心雑音が聞こえたのは、なんと4割弱。

つまり残りの6割強は見た目も大きな異常はなく、病院での通常の身体検査等でも

明らかな異常が見られないという状況です。

 

ということは、症状が見られた時に受診する?

残念ながら、心臓病の症状は肺水腫胸水貯留血栓症とどれも致命的なものが多く、

症状が見られた時には、かなり進行していることが多いです。

また必ずしも高齢の子がかかるわけではなく、若齢の子の罹患率も高いです。

血栓症に関してはこちら 

猫ちゃんの心臓病、動脈血栓塞栓症について - komorebipetclinic’s diary

 

そのため、早期発見の方法として心臓のエコー検査をお勧めいたします。

心臓検診では、心臓のエコー検査、血圧検査および心臓のバイオマーカー検査などを組み合わせることにより、心臓病の検出率を上昇させます。

早期に心臓病が発見できることで、心臓病の進行を遅らせたり、心臓の負担を軽減してあげることができます。

 

なかなか普段の生活では気にすることもなく、『心臓病』と聞くと、いつも元気いっぱいな姿からは想像しにくいかもしれませんが、この機会に検診を考えてあげてはいかがでしょうか?

 

当院では心臓病の予防的な治療ができている子も多くおりますので、ぜひ一度、お話だけでも聞きにきてください😊

 

 

ネコちゃん専用LINEできました🐈

ネコちゃんにお得な情報や必要な情報などをお送りいたしますので、

ぜひポチッとしておいてください😊

 

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🐶☀️夏の獣医師体験☀️🐶

こんにちは☺️

 

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きそうですね🥵

 

7月・8月に行われたキッズ獣医師体験のご報告をいたします✨

今回は低学年の部と高学年の部に分かれて開催しました☺️

 

低学年さんはわんちゃん・ねこちゃんの身体検査についてをメインに

実際に聴診器を使って心臓の音を聞いてみたり、

おやつをあげたり✨

 

クイズコーナーも✨例えばこんなクイズが出ました❣️

Q.わんちゃんが食べてはいけない食べ物は?

①ぶどう ②チョコレート ③たまねぎ

答えは・・・

①②③全部です✨わんちゃんはぶどうもチョコレートもたまねぎも

食べてはいけません🙅‍♀️

Q.ねこちゃんがわからない味はなんでしょう?

①苦み ②甘み ③酸っぱい

答えは・・・

②の甘みです✨

こんなふうに大人でも難しいクイズにみんな一生懸命答えてくれました☺️

みなさん和気あいあいと楽しそうに参加してくれていてとっても

嬉しかったです😆💕

 


高学年さんは縫合体験と実際に電気メスを使ってお肉を切ってみました👨‍⚕️👩‍⚕️

こちらはとっても集中モード・・・さすが高学年の

お兄さんお姉さんですね🥺✨

 

↓縫合体験↓

 

↓電気メス↓

 

高学年の皆さんは先生の話をとっても真剣に聞いてくれていました☺️

将来は獣医さんになりたい!と教えてくれた方も・・・!

スタッフ一同応援しています😊✨

 

今回の獣医師体験が皆さんの夏休みの思い出になっていたら

とっても嬉しいです☺️💗

 

最後に今回の獣医師体験の様子をまとめた動画を作成しました😳

ぜひご覧ください🎶

 


www.youtube.com

 

 

SUBシステム

先日、SUBシステムの勉強会へ出席してきました。

 

日本大学の浅野先生より直々にSUBシステムの設置手技や起こりやすいリスクなどを学ばせていただきました!

 

 

SUB(Subcutaneous Ureteral Bypass)システムとは、尿管閉塞などの尿管のトラブルに対して、尿管とは別に腎臓と膀胱をつなぐ腎臓ー膀胱バイパスを設置する治療法です。

 

人と同様に犬猫も尿は腎臓で作られます。腎臓で作られた尿は、尿管を通り膀胱に蓄尿します。

 

     

 

ただ、ネコちゃんの尿管は非常に細く、尿路結石や結石通過時の炎症により閉塞を起こしてしまうことがあります。

 

そして最近はフードのトレンドの影響もあるのか、腎結石、尿路結石、膀胱結石が結構多く見られます。さらに厄介なことに、以前はフードを変更することで『溶けていた結晶』ストルバイト結晶がほとんどでしたが、最近はフードを変えても『溶けない結晶』シュウ酸カルシウム結晶がかなり多く見られています。

 

 

 

人と同様にワンちゃん、ネコちゃんも腎臓は2個ありますが、すでに片側の機能低下が起きていたり、両側腎臓に問題が起きると急性腎不全に陥るために緊急的な処置が必要になるケースもあります。

SUBシステムでは腎臓から出た尿はポートを通り、尿管とは別のルートを通り膀胱に流れ込みます。
尿管断裂や術部からの尿の漏れのリスクを回避出来ます。

また、ポート部から砂状の結石や細菌感染に対しての洗浄を行う事が可能なため、再閉塞のリスクを軽減する利点があります。

ただし、それらのリスクを完全に回避することは難しいため、少しでもリスクを軽減するため定期的な洗浄が必要になります。

 

SUBシステムにもメリットデメリットがあるため、全ての子が適応!というわけではありませんが、SUBシステムがあれば助かったかもしれない...という経験もありました。

少しでも皆様と動物たちが長く楽しく過ごせるように今後も精進いたします。

 

下部尿路疾患に関してはこちらもご覧ください❗️

猫に多いおしっこトラブル、下部尿路疾患について

 

近医の方でSUBシステムが必要!という先生からのご紹介も受けています。

紹介フォームは現在作成中ですので、病院のLINEにご連絡いただくか、緊急の場合は直接お電話いただければと思います。

TEL:046-206-4539

休診日:木曜終日、日・祝午後

 

komorebipetclinic-news.hatenablog.com

 

高齢のネコちゃんに新しいお薬ができました🐈

高齢のネコちゃんにいいお知らせです🐱

猫の変形性関節症(OA)に伴う疼痛の緩和を目的とする新しいお薬「ソレンシア」が発売されました!

変形性関節症(OA)とは、肘や膝、股関節などの関節軟骨が傷ついたり変形して、痛みで動きにくくなる慢性的な疾患です。

 

ネコちゃんでは6歳以上になると60%、12歳以上でなんと90%がOAによる関節の痛みがあると言われています。

また別の報告では10歳以上で80%以上がレントゲン上での変化が認められたとの報告もあります。

 

人でも中年齢あたりから、腰や膝の痛みが出ますよね?💦           

もちろん犬や猫でも高齢になることで関節の痛みが出てきます。慢性的な痛みは体だけでなく、不機嫌になったり、気性が荒くなったり、精神的にもダメージを与え、生活の質も落ちてしまいます。

 

ただネコちゃんはワンちゃんと比べて『痛みを隠すのが非常に上手な生き物』で症状が分かりにくいのが実情です。

また高齢になってくると『老化の兆候の1つ』という認識で飼い主さん自体も気付きにくい疾患です。

 

そのため、まず最初に猫ちゃんの痛みに気づいてあげる必要があるのです👀

こんな行動が見られたら、あなたのネコちゃんも痛みに悩んでいるかもしれません🐈

症状は必ずしもこれだけとは限りませんので、気になる症状があればまずはご来院ください。

 

ソレンシアに関して

「ソレンシア」の有効成分フルネベトマブは

慢性疼痛に関与するNGF(神経成長因子)のモノクローナル抗体というもので、

NGFに結合し、痛みの伝達を妨げることにより関節の痛みを緩和します。

月に1回の注射なので、毎日の投薬が必要なく、これまでOA治療の中心であった、非ステロイド系抗炎症剤(NSAIDs)とは作用機序が異なり、腎臓、肝臓、胃腸の負担が少ないお薬です。